コナビールをもっと楽しもう

6種類のコナビール

カフェテラオのドリンクで一番人気のコナビール。ハワイを代表するクラフトビールです。フルーティーな香りやのど越し爽やかなおいしさに加え、ラベルに描かれたハワイらしいイラストが大きな魅力。

定番のコナビールは5種類(写真の一番右、「KONA LIGHT」は限定品です)。それぞれの特長とラベルのイラストのストーリーについてご紹介します。きっとコナビールがもっと楽しく、おいしくなりますよ。

5種類のコナビールをご紹介

1.BIG WAVE (ビッグウェーブ ゴールデンエール)

青いワーゲンバスの前に置かれたコナビール「BIG WAVE」

コナビールの代表的なブランドです。ほんのりフルーティでまろやか。ビールの苦味がいやな方にも飲みやすい味です。

ノースショアの大波が描かれたBIG WAVEのラベルイラスト

ラベルイラストは、サーファーの聖地と言われるオアフ島の北海岸や西海岸で見られる大波。時には10数メートルにもなる大波を手漕ぎボートで進むロコ達の姿が描かれています。

2.LONGBOARD (ロングボード アイランドラガー)

青いワーゲンバスの前に置かれたコナビール「LONGBOARD」

キレの良い爽やかなのど越しが楽しめるスタンダードなラガービールです。

夕暮れのワイキキビーチでロングボードを楽しむ人が描かれたロングボードのラベルイラスト

イラストはオアフ島ワイキキビーチ。ここはハワイ伝統のロングボードを楽しむ場所として知られています。ダイヤモンドヘッドを背景に、夕暮れ時、のんびりロングボードに乗る風景が描かれています。

3.HANALEI(ハナレイ アイランドIPA)

青いワーゲンバスの前に置かれたコナビール「HANALEI」

ホップの味と香りを効かせたIPA(アイ・ピー・エーと読みます)というスタイルに、パッションフルーツ・オレンジ・グアバの果汁を加えた、トロピカル感たっぷりの1本です。

カウアイ島ハナレイ湾からいくつもの滝が流れるのが見えるまかな山を見上げる様子を描いたラベルイラスト

イラストは、カウアイ島北部のハナレイ・ベイ。三日月型の湾にカヤックを浮かべ、沖へ出て振り返ると、ビーチの向こうに見える山の中に落ちるいくつもの滝が見える、そんな美しい景観が描かれています。

4.FIRE ROCK (ファイヤーロック ペールエール)

青いワーゲンバスの前に置かれたコナビール「FIRE ROCK」

ローストした麦芽を使った濃厚でどっしりした味わい。アルコール濃度も少し高めの6%。

ハワイ島キワウエア火山から流れる溶岩が海に注ぎ込む様子を描いたラベルイラスト

コナビールの本社があるハワイ島、その南東部には今でも噴火を続ける活火山キラウエア火山があります。かつては噴火した溶岩が山の斜面から海へ流れ出し、海から大量の蒸気雲が上がったと言われており、イラストには、その様子が描かれています。

5.GOLD CLIFF IPA(ゴールド クリフ IPA)

青いワーゲンバスの前に置かれたコナビール「GOLD CLIFF IPA」

ホップの苦味に、トロピカルフルーツのアロマとパイナップルの甘い香りを加えた、なんとも南国な味わい。アルコール度数は最も高い7%です。

ラナイ島のカウノル・コーブに、高い崖の上から飛び込む若者を描いたラベルイラスト

広大なパイナップル畑のあるラナイ島南部のカウノル・コーブ(入江)。ここには70フィート(約21メートル)の断崖絶壁があり、かつて地元の若者たちがその崖から海に飛び込み勇気を競い合ったそうで、イラストには飛び込みの瞬間が描かれています。

コナビールの王冠裏の秘密

コナビールの王冠
コナビールの王冠裏に書かれているハワイ語

赤・青・黄色のカラフルな王冠には秘密の仕掛けがあります。裏にハワイ語の単語が英語の意味と共に書かれているのです。

ただ、ビールの鮮度を保つための白い膜のようなものが貼られているために、開栓してすぐには見えません。そのまま数週間ほっておくと、あーら不思議!空気に触れていたことで、白い膜が徐々に透明になり、はっきり見えるようになってくるのです。ハワイ語を知るとハワイがぐっと身近に感じられてきて、コナビールの味わいも深まります。

それにしても、数週間待つと見えてくるって、時間かかり過ぎって思いますよね。でもこれがハワイ流の時間の楽しみ方かも。ときには忙しい時間を忘れて、コナビールでスロータイムを楽しみましょう。

王冠を集めてみたいという方は、ぜひその旨を店員にお知らせください。

コナビールのマーク、ヤモリの話

ヤモリをモチーフにしたコナビールのマーク

ヤモリは日本では、家の周囲にいる害虫を食べ、人間には決して危害を加えないということから家の守り神と考えられてきました(「ヤモリ」は「家守」から来ている)。ハワイではヤモリのことを「ゲッコー」と言いますが、やっぱり守り神なのです。この地では、家系を守るアウマクアという神様がいると言われていて、ゲッコーはその化身、幸せの象徴とされています。

爬虫類が苦手な人は、その姿をマークにするなんてあり得な~い!って思うかもしれません。でもハワイでゲッコーは、島のあちこちで普通に見られ、アクセサリーなどのモチーフとしても良く使われ、親しまれています。

ハワイのトリビア

ハワイのビーチでは飲酒ができない

ハワイのビーチ

自由でのんびりした暮らしに見えるハワイですが、飲酒については意外に厳しい法律があります。ビーチや路上、公共交通の中などでの飲酒は禁じられています。アルコール飲料が買える時間も店の業態ごとに決められていて、深夜には買えない時間帯があります。また、飲酒ができるのは21歳以上。見かけから年齢がわかりにくい人は購入にあたり、身分証明書の提示を求められます。日本人は若く見られがちなので、気を付けないといけないですね。

「Aloha」の意味

「ALOHA」と描かれたサーフボードが並んでいる様子

英語の「Hello」のように、「こんにちは」の挨拶で使われる事が多いこの言葉、実はさまざまな意味を持つ、ハワイの魂が込められた言葉です。調べてみるといろいろな説明がされています。「思いやり」「協調」「喜び」「謙虚」「忍耐」5つの言葉の頭文字を並べて「aloha」とか、「alo」と「ha」の2つの単語で「お互いの存在を認め」「愛情と尊敬を持って接する」という意味合いをもつとか。ハワイの人々が古くから培ってきた心の在り方を示す、様々な意味合いが込められた意味深い言葉なんですね。

ハワイ語って使われているの?

さまざまな言葉が書かれたウィンドウの前に停めたピンクの自転車

日常の生活では基本英語が使われていますが、ハワイ語は、英語と並んでハワイ州の公用語として定められています。でも、実際にこれを使って話ができる人は今や1000人から2000人位、いずれも70~80歳くらいの高齢の方々だと言われています。消滅危機言語ということで、「ハワイ文化復興運動」などを通じて、後世に残していこうという動きが起こっています。

コナビールは、クラフトビールのコレクションを通じて、ハワイの精神・文化・美しさを守り、広く多くの人々に伝えていこうという理念を掲げており、こうした活動ともつながっています。

コナビールと、コナビールが誕生したハワイの話をご紹介しました。さて、次はどのコナビールにしますか?

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