2020年10月20日
コナビールの好みを語ることは、アイドルグループを語るのに似ている

6種類のコナビール

コナビールは楽しい。ハワイの昔を思わせるイラストがいい。
瓶を眺めているだけで、ハワイの海岸で風に吹かれている気分になる。
見かけだけでなく味がいい。ストレートでクリア、雑味が全くと言っていいほどない。
レギュラー5種類は、香りも味わいも異なる。その日の気分で、何にしようかと迷う。私のお気に入りはロングボード。実はついこの間まではIPAのハナレイがイチオシだった。
より苦味の少ないロングボードが飲みやすく、食べ物を合わせやすい。ハナレイばかり飲んでいたのはなんだったのかと思ってしまう。
1周回って、来週はビッグウエーブがいいと思うかもしれない。実はそれぞれのキャラクターがはっきりしていて、コナビールという名前でひとくくりにするのは無理があるのではないかと言いたくなる。
アイドルグループに似ている。推しメンがコロコロ変わるというのは浮気者かもしれないが、それだけ個性的なメンバーが揃っているという証拠だ。
困ったことに限定醸造の名の下に、新たなメンバーが登場している。
「マイタイム ウイートエール」はコナビールらしいクリアな味わいはそのままに、苦味はほとんどなく、いい意味でサワーを飲んでいるような喉越しだ。

マイタイム ウイートエール
コナビール「マイタイム ウイートエール」

それだけでなく、ハイビスカスのIPAや、カロリー控えめのライトもメンバーに加わり、ますますどれを飲んだらいいか迷う。
カフェテラオに生ビールはない。サーバーのメンテナンスに神経を使いたくないのと、瓶と生で味は変わらないと個人的には考えている。
他にもメキシコのソル、渋谷区限定の渋生と、実はワイン以上に選択肢は多い。ビールの美味しい10月。オクトーバーフェストのように、カフェテラオで、“どの娘を指名しようか”迷って欲しい。

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